書籍印刷・自費出版(個人出版・企業出版)の三秀舎がお届けする、本作りのための情報サイト

超基礎・図版 ②色について

超基礎・図版 ②色について

印刷用のデータは色を数値情報として保持している。色を分解し数値化する方式を「カラーモデル」と呼ぶ。カラーモデルには多くの種類があるが、トラブルのないデータづくりのためには代表的なカラーモデルの特徴と一般的な使い方をよく知 […]

漢字の話(校正の立場から)

漢字の話(校正の立場から)

素読み校正において、送り仮名の不統一は指摘しても、ある言葉を漢字にするか、仮名にひらくかの不統一まではふつう指摘しません。もちろん学術用語などで、その書籍や論文中において表記の統一が必要なものは、ばらばらでは困ります。そ […]

【書評】欧文タイポグラフィの基本

【書評】欧文タイポグラフィの基本

奥付まで含めて全部で104ページのコンパクトな本。左側にイラスト、右側にテキストを配置した見開き構成となっていて、ページを繰っていくうちに欧文組版のエッセンスが身体にしみ込むように入ってくる、ふしぎな本です。 私たちは文 […]

昭和3年のカット見本帳発見!

昭和3年のカット見本帳発見!

自分の名前などをインターネット上で検索することをエゴサーチというようですが、先日、古書検索サイト「日本の古本屋」で「三秀舎」というキーワードで検索をかけてみました。すると港や書店という建築土木史や都市史料を主に扱われてい […]

超基礎・図版 ①ベクトルとビットマップ

超基礎・図版 ①ベクトルとビットマップ

書籍の中に入る図版には、大きく分けて2種類のデータがある。 ベクトルデータ ビットマップデータ ベクトルデータとは、点と線で表している図で、おもにグラフ、系図、地図など、トレースをする場合が挙げられる。   ビットマップ […]

仮名遣いの見た目

仮名遣いの見た目

文化庁編集『新訂公用文の書き表し方の基準(資料集)』には「内閣に係る公用文における拗音及び促音に用いる「や・ゆ・よ・つ」の表記について(通知)」という文書が収められています。これは1988(昭和63)年に出されたもので、 […]

東洋文庫ミュージアム

東洋文庫ミュージアム

駒込の六義園のそばに東洋文庫という東洋学の研究図書館があります。そこが2011年に「東洋文庫ミュージアム」という博物館をひらき、現在では研究者でない私達も楽しめる場所になっています。出版・印刷関係の博物館といえば飯田橋の […]

三秀舎と「青鞜」

三秀舎と「青鞜」

本日(2014年2月10日)のGoogleのトップイメージは「平塚らいてう生誕128周年」を記念したものでした。 横顔のらいてうが手に持つ雑誌「青鞜」のブルーが印象的な図案ですが、実はこの「青鞜」創刊に三秀舎が関わってい […]

「子供」の表記

「子供」の表記

今年は文部科学省の内部で「こども」の表記を「子供」に揃えたというニュースがありました。校正者としては著者の表記に従い、同じ文章のなかで意図がわからない不統一があったときにえんぴつで疑問出しをするくらいなので、それによって […]

「TeX」の読み方はテフ、それともテック?

「TeX」の読み方はテフ、それともテック?

「TeX」の読み方について、一般的な解説では「TeXは『テフ』または『テック』と読む」などサラッと紹介されますが、なぜ「TeX」というつづりから「テフ」という読み方が導き出されるのか不思議に感じませんか? まず、「TeX […]